野村万作さん、野村萬斎さん、野村裕基さん

録画していたサワコの朝を観ました。親子3代で狂言師の野村万作さん、野村萬斎さん、野村裕基さんでした。

万作さんが若い頃は映画や観劇をする事も禁止されていたようです。厳しいなと感じますね。

野村家では3歳で初舞台というしきたりがあるそうです。萬斎さん、裕基さんの幼い頃の映像と厳しく指導されている姿が見られました。

万作さんは萬斎さんには厳しく指導をしてきたと話されます。狂言に良くないと思えば、学生の頃にバスケットボールをする事も禁止していたようです。

裕基さんは父の萬斎さんの娘さんに対する態度は天と地の差であり、愛でているというように感じるそうです。萬斎さんは、裕基さんとは師弟関係も結んでいるといいます。家族の方が楽とも話されます。

次の世代に技術や人格も継承させていく事には多大な労力が必要であると感じました。また、継承だけではなく狂言も時代にあわせながら可能性を広げていく事も必要なのかもしれません。

仕事もそのような一面があるかもしれません。利益を追求しつつ、部下の育成も行っていきます。なるべく即戦力を求め、何人かは辞める前提で採用するという部分はあると思います。ただ、その側面だけにとらわれずに、職員と向き合う事、伝える事を放棄しないように気をつけたいなと感じました。