空撮

録画していたガイアの夜明けを観ました。プロでなくとも迫力の空撮ができるドローンがテーマでした。

飛行可能エリア、風速、土地の所有者、人と30m以上の距離など確認事項は多くあります。

ドローンの物流が期待されてきましたが、未だ実用化されていません。その理由の1つは空中権です。私有地の上空300mにはその土地の所有者の権利が発生します。

その空中権の交渉をしているベンチャー企業が紹介されました。空中権の交渉でOKが出た場所をドローン愛好家に紹介。その場所にドローンを飛ばす際に利用料金+手数料を利用者に払ってもらうビジネスです。

次の段階は空中権を確保する事で、空の道を作り、空の物流の基盤を作る事です。

周囲が山に囲まれているような地方部にこそ、商機があります。買い物や薬の物流が出来上がれば、その地方にとっても大きなメリットとなります。また、地方で1つモデルができる事で、全国に向けて広げていけば良いだけなのです。

ドローン大国は中国です。警察の特殊部隊がドローンでマスクをしていない市民に注意を促します。ドローンによるフードデリバリーも3年前から行われているとの事です。

中国がドローンが浸透する速さの理由は、空中権は国が管理している事、新しい技術に対して最低の安全性があれば受け入れられる風土であることだそうです。これを考えると日本は安全性を武器にできるかもしれません。しかし、シェアを奪われてしまう一因とも言えそうです。国際的な競争とはやはり過酷です。

一方日本も独自の技術で対抗です。飛行機型のドローンならば揚力を使い、長距離の航空が可能になります。

最先端であり、実は身近な所にあるそれがドローンなのかもしれませんね。

日常や写真の記録

写真を撮ることが好きです。写真や出来事を掲載していきます。

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