日本の貧困

日本の国内総生産(GDP)は世界第3位です。2010年に中国に追い抜かれました。ただ、これは為替レートで換算されたものです。国によっての物価の違いがあります。それを考慮して計算しなおす(購買力平価換算)と、インドにも抜かれて世界第4位のようです。さらに、GDPは国の人数の多さが有利になるかと思います。一人当たりのGDPになると、日本は30位のようです(2020年時点)。ただ、この場合、人口の少ない国が上位を連ねているようで、人口5000万人以上に絞れば、購買力平価換算で世界第6位ということです。私も完全に理解できているわけではありませんが、依然として日本は有数な豊かな国であるということになりそうです。統計データはその指標がどのような計算で何を指し示すのかを十分に判断できなければ、本当の意味での理解は難しいと改めて感じました。


さて、時々耳にする日本の貧困とは何なのかを調べました。貧困には2種類あります。全員が貧しく、食べるものにも困るというのが絶対的貧困です。もう1つは、国はお金持ちなのに一般家庭で生活必需品を買うことが出来ない相対的貧困です。こちらが日本に該当するといわれます。


日本の普通の生活とは何なのでしょうか。人によって価値観、基準は異なるかと思います。参考になるかは分かりませんが、生活保護では必需品として、生活に必須の家具・家電、ペット、エアコン、1台目のパソコン・スマホ、自転車を持つことが出来ます(必ずしもこれだけではありませんが)。


2016年の国際労働期間(ILO)は「世界の雇用・社会見通し」で先進国の貧困が拡大しているという発表をしています。日本、アメリカ、EUの相対的貧困の割合が増加とし、働いても貧困状態であるワーキングプアの増加を示しています。


日本では現在、労働者の10人中4人が非正規雇用となっているようです。子どもの貧困という言葉もあり、子ども食堂、無料の学習支援塾などが話題にもなります。


国はこれらの問題に対しての対応策を考えなければならないのでしょう。先進国が陥ってしまう問題であるならば、早期の解決策はないのかもしれません。


ならば、個人での対策は何なのでしょうか。貧困を受け入れる事なのでしょうか。それに陥った時に泣き寝入りせずに、いろいろな制度を自分で調べる努力はしないといけないかと思います。写真はきれいに撮れなかったり、容量の大きなアプリを動かせない低価格のスマホでもインターネットの閲覧は十分にできます。


そして、幸せとは何か。途上国でも笑顔が素敵といった写真を見たことがあります。それが途上国でも幸せということを断定できるわけでは決してありません。でも、幸せのヒントにはなるかもしれません。もしかすると人とのつながりかもしれません。家族、地域、共通のコミュニティ。そのうえで自分で考えたことを伝えることが出来る。楽しく日々を暮らしていくといった事なのかなと、思いました。コロナ禍で人と接する機会が減って個人的に感じたことです。



誰しも貧困に陥るリスクがあるという事実を把握したうえで、幸せとは何なのか。私の幸せは、本やテレビ、ゲームでもなんでも面白いと感じる理由を分析していくことでしょうか。写真を撮りに行くこと1つとっても、計画も立てますし、何故それをしたいのかを明確にする作業をします。


今回は何だか話があまりまとまりませんでしたが…。


良ければ皆さんの幸せや好きなことを教えていただければと思います。



日常や写真の記録

写真を撮ることが好きです。写真や出来事を掲載していきます。

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