未知との遭遇
先日、自宅で未知との遭遇をみました。
スティーブン・スピルバーグ監督の1977年に公開された映画です。
宇宙人と人間が出会います。それぞれの立場から宇宙人という未知の存在に対する心境が全く異なっているようでした。不安を感じる人、全く不安を感じない子ども、研究しようとする人といったような感じでしょうか。
最近の映画のように派手さといったものには欠けるかもしれませんが、不思議とワクワクしながら見ました。ただ、仕事終わりの疲れからか途中で少しうとうとしていましたが。
新しいものへの好奇心といえばやはり子どものすごさなのかなと改めて思いました。歳を重ねるといつの間にか毎日同じようなことを繰り返して、当たり障りなく平穏無事に過ごせることが幸せのように、無意識に思ってしまっているような気がしました。
ただ、そのような日常でも好奇心というものは全くないわけではないのでしょう。だから私は、面白そうな動画投稿を検索したり、新しいアプリを入れてみたりしていました。特に強い目的があるわけでもなく、まさに無意識に近いような感じで同じようなことを。好奇心をお手軽に満たせてしまう環境ということでしょうか。
同じようなことを続けるということで検索してみると、前頭葉型認知症の症状、同じような失敗を繰り返す、自閉症、強迫観念神経症といった割とネガティブな内容が多く表示されました。
一方で、継続して物事に取り組むことでの成長というのもありました。
未知との遭遇は今回、私にとっては作品に対する感想が膨らんでいくというよりは、日常の生活に対する新しい視点を得るきっかけになったような気がします。
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