冷凍
録画していたガイアの夜明けを観ました。日本では新型コロナウィルスのワクチン接種の模擬訓練が行われています。
一方、60以上の国と地域では接種が始まっています。日本は対応が遅れていると言えるかもしれません。より安全に実施できるように進めていって欲しいところです。
8割の国で使用されているのはアメリカのファイザー製のワクチンです。マイナス75℃の管理が必要で、管理の難しさから市場には本来流通しないとの事です。より管理しやすくなるワクチンも開発中との事ですが、それにはさらに1年を費やすと言われています。
関西国際空港の倉庫ではマイナス75℃で管理出来る倉庫はありません。そのため、空港に到着したワクチンは迅速に発送する態勢です。
超低温冷蔵庫の部品の多くはヨーロッパに集中しています。世界的に需要が高まっており、十分な数量を確保できない可能性があります。
また、確保しなければならないのが、ドライアイスです。これはマイナス80℃。ドライアイスは石油工場やビール工場での副産物などで急激な大量生産はできません。
パナソニックは保冷庫。冷蔵庫の技術の応用です。
そして、ブランテック。ハイブリッドアイスと呼ばれる、普通の氷の20倍の冷却能力を持つ物質を扱います。しかし、これはマイナス21℃です。
改良を行いました。塩水からエチレングリコール。車に使われる不凍液です。
サーモンはマイナス30℃、マグロはマイナス60℃といったように、それぞれ保存に適した温度も異なるそうです。
冷凍の技術は飲食店のテイクアウトの可能性も広げます。全国からの注文にも発送ができるのです。冷凍する技術がこんなにも向上している事に驚きです。
コロナで注目されていたのは実は冷凍技術だったようですね。離れていてもリモートで会うことができます。離れていても冷凍で届ける事が出来ます。離れていても…他にも見つけられれば、ビジネスチャンスかもしれませんね。
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