西川悟平さん
録画していたサワコの朝を見ました。ピアニストとして活躍されています。演奏する時にジストニアの影響で動く指は7本です。
ピアノを始めたのは12歳からだそうです。先生からは始める年齢の遅さ、ピアニストは狭き門である事を説明されます。それでもその道へ進んだ事が凄いなと思います。
和菓子屋へ就職されました。本当にやりたい事は何かと尋ねれた時に、ピアノを選択。24歳で才能を見い出されニューヨークへ。チャンスは転がってきます。リンカーンセンターのアリスタリーホールでの演奏です。緊張で辞退しそうになるも、2度と転がってこないかもしれないチャンスを逃さないように選ぶ事をすすめられます。
昔はいかにうまく弾くことができるかという事に向き合っていました。指が自由に動かなくなってからは、心に響くように弾く事が出来るようになる事を追求しています。そのきっかけをくれたのは子ども達でした。子ども達は指が全て動いていなくても、演奏を楽しそうに聴いていました。演奏に合わせて歌っていました。指が動かないからできない事もありますが、できることもある事に気づかれたのですね。
出来ない事に気付き諦める事は簡単にできます。その中で自分なりに出来ることを探し、成長させていく事が大切なのかもしれませんね。
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