変化
変化を嫌うことは年老いてきた証拠のようなことを言われる事があります。現状維持は衰退というような感じですね。これは現状に満足している人に向けての言葉かと思えば、その反対もあるような気がしました。
私は同僚と上手くコミュニケーションがとれずに孤立していった事がありました。どうしたら上手く話せるかといった事を調べて行動してみました。少しだけ上手くいくこともありましたが、陰口たたかれたり、ハブられたりしました。自分はなんて駄目なんだろう。生きている価値なんてないと、自分で自分をさらに追い詰めていましたね。
今はその頃よりはマシなので振り返る事ができます。一応念押ししておきますね。その時は自分で自分を無価値にする事で、自分の変化を無意識に嫌っていたのかもしれなかったという事です。コミュニケーションがとれないのは、単に口下手だけではなかったのかもしれない。自分の興味の範囲は狭かったかもしれない。周りの人達の話を聞こうとしなかったのかもしれない。だから何かしら自分に足りなくて変化しようとした事は正しかったのだと思います。ただ、難しいのは意識して変化をしようとする時に、必ずしもすぐに周囲の人が味方になるとは限らないというわけです。だからこそ、自分にとって本当の意味で成長するべき事柄を何なのかを見定められなければなりません。周囲から嫌がらせをされながらだとしても。変化を外に求めるのは無謀。何事の変化も自分しか出来やしないのだから。でも、その時の私には…とうていできやしませんでした。
今、まさに悩みながら苦しんでいる方に、頑張れなんて事はとても言えないです。私も経験しましたから…。
まず辛い時は心身の健康が最優先です。
「いつもの君になれるまで 自由に生きることさ」
そして辛さを軽減できたのなら、そこでようやく振り返る事が出来るのかもしれません。自分を成長させたいという事は誰しも持っている目標であり、夢なんだと思います。
「夢を夢のままでは 終わらせないでいて」
渡辺美里 BELIEVE より
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