失敗
朝ドラの舞い上がれを録画していて、ようやく見始めました。主人公は岩倉舞(幼少期:浅田芭路、成長後:福原遥)という女の子です。自己肯定感の低い子という印象です。そのお母さんはめぐみ(永作博美)です。子どもの失敗などに過干渉で、舞はいつしか親の顔色を窺って、自分の気持ちを伝えにくくなってしまっていました。
そこで、めぐみの母の才津祥子(高畑淳子)がしばらく舞を引き取って暮らすことになります。舞はそこでは皿洗いも、朝起きるのも自分の事は自分でするという事を学びます。お皿を割って失敗したときに祥子は優しく破片を拾ってあげました。
舞は徐々に自分の意見を出すことが出来るようになっていったようです。
失敗を過度に恐れるようになるのは、その人自身だけではなく周囲の環境も影響しそうですね。何でも手を出しすぎてしまえば、失敗自体を経験できません。また、そのようにかばわれることから、失敗=悪という図式になってしまうのかもしれません。失敗を全くしないことは不可能。もし、失敗がゼロならば、何も行動していないのかもしれませんね。
失敗はしてもいいものだと思います。挽回ができるものであればですが。失敗の原因をしっかり確認する事、それへの対応策を具体的に考える事が大切です。
後輩指導をしながら、私自身も試行錯誤して、失敗もしますね。その失敗を話せる同僚、上司、友人、家族の存在が私にとっては大きいです。少しずつでも前へ進んでいきたいと思います。
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