ALWAYS 三丁目の夕日

HuluでALWAYS 三丁目の夕日を観ました。2005年の山崎貴監督の作品ですね。舞台は昭和33年の日本です。東京の下町で暮らす人達のヒューマンドラマです。ぶっきら棒なお父さん、優しいお母さん、上京してきた田舎の女の子、身寄りがなくぱっとしない小説家のもとで暮らすようになる少年など様々な人達がでてきます。

現代よりも生活が便利ではなく、地域同士の壁も良くも悪くもあまりないような雰囲気でした。噂や小言を言われる事もあります。でも、お互いを知っていて時には愚痴ったり、陰で見守っていたりとはっきりとした形ではないような人のあたたかさを感じました。

現代では人との繋がりもネットを使う事で便利になりましたね。離れていても自分の趣味嗜好のあう人と会いやすくなりました。反面、同じ様な人とばかり無意識に接する事が増えてきているのかもしれません。また、登場する人達は決して派手ではないですが、個性が際立っているようにも感じました。

映画なので昭和の現実そのものを描いている訳ではありません。あくまで、その時代の人の暖かさに焦点を当てているという印象です。その時代を生きたわけではありませんが、子どもの頃に親や地域の人から見守られていたような優しさを思い出せる作品でした。

日常や写真の記録

写真を撮ることが好きです。写真や出来事を掲載していきます。

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